19日から、二泊三日で宮城の南三陸町に行ってきました。南三陸には四回目の慰問になります。はじめてうかがかった時は、家や車や船、家財道具などが散乱したとてもたいへんな状況でした。
今たくさんの家があった場所には、草が生えています。またあらためて、このたいへんな震災を忘れてはいけない、語り継いでいくことが大切だと今回はそんなことを感じました。
今回も、震災直後から悲惨な状況の被災地に物資や、人々に癒しを届け希望を届けたい思いで、震災から半年以上経った今も、活動を続ける、「仙台とどけ隊」のみなさんが行動を共にしてくださいました。
移動の車の中で、藤岡隊長にそれはそれはたいへんな状況下での活動を振り返り、たくさんのお話を聞かせていただきました。
本当に頭の下がる思いです。今回は、前回おじゃまさせていただいた時に出会った方との再会ができ、本当に頑張ってらっしゃる今を感じました。
20日は、朝から町内のボランティアセンターを皮切りに四ヶ所の仮設住宅のコミュニティの場にまわらせていただくことができました。また、あおぞら食堂では、再会をよろこびあうことができました。
高齢者の施設では、千賀かほるさん、リリーズさん、田川裕之さんと合流。
みなさんの手拍子で、アカペラで歌い楽しんでいただきました。
夜は、ホテル観洋でのミニライブ。このホテルの女将は本当に素晴らしいお方で、600人ものみなさんの避難所として開放され、ようやく水も出るようになり、営業も再開されたのです。ライブでは、終了後握手会、サイン会、そして声を掛け合いお一人お一人が、たいへんな体験をされながら、私たちの歌を聴きに来てくださり、中には、四歳の娘さんが松林の中に埋もれてて、お母さんは探し歩いてやっと見つかった、この子がこんなに元気になりましたと一緒に見に来てくれました。それはそれは、言葉ではいい尽くせない体験をみなさんがしています。自らが被災し、家族を失いながら、家を失いながら、たくさんの方々に親しまれ、励ましてまわってらっしゃる現地のとどけ隊のボランティアこうちゃんの立派なお姿に胸をうたれました。今回も少しづつみなさんの中に笑顔が戻り復興に向けて心ひとつに頑張っているお姿に勇気をいただいた思いです。
これから、寒い冬を迎えます。どうかみなさんお体大切に。みなさんのご健康を心からお祈りしています。
リンダ
仮設食堂、なごみです。
私は、チキン南蛮定食をいただきました!
ここのチキン南蛮が本当にとっても美味しかったです!
ホテル観洋でのライブを終えて、
今回駆けつけてくれた仲間たちと!
千賀かほるさん、リリーズ・奈緒美さん、真由美さん、そして田川裕之さん。
- 中秋の名月
- 南三陸町のカモメ